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👉 ある座標がどの脳部位(解剖学名、Brodmann area)に位置するのかを目で見ながら確認する方法
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(ラボメンバー向け情報)当ラボでは、TabDat2listというオリジナルのMATLABプログラムで活動部位の座標リストから部位名とBrodmann areaを自動表示していますが、あくまで目安ですので、下記のように自分の目で見て丁寧に確認することが重要です。
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MRIcronをinstallする。
MRIcron
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MRIcronを立ち上げる(下記はMacOSの場合)
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File → Open templates
- 解剖学的部位を見たい場合 → aal.nii.gz を開く (AALに基づくテンプレート)
- Brodmann areaを見たい場合 → brodmann.nii.gz を開く
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View → MNI coordinatesを選択
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MNI座標を入力する
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例:[50, -50, 50]
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断面(青十字)の位置がその座標に移動し、タイトルバーに部位名が表示される。
- 下記の例:
- 上の図 :Parietal_Inf_R(右下頭頂小葉)
- 下の図:Brodmann area (BA) 40
- その座標の位置がその部位(区分)のどの辺りに位置しているのかを確認することができる。
- 下記の例だと領域の真ん中に座標が位置しているので右下頭頂小葉やBA40だと(ほぼ間違いなく)判断できるが、他の部位との境界付近にある場合がある。その場合は、AALとBrodmann areaとが食い違い場合もあるので注意すること。ピーク座標は境界付近だが、活動クラスタがある程度の広さを持っていれば、活動部位として両方を併記する(例:SMA/MCC)のが良いだろう。